もぐもぐ読書

一児の母の読書記録メイン

もぐもぐ読書、はじめに。

 ブログというものをすごく久し振りに始めようと思ったのは、明後日に出産予定日を控えているからだ。ちなみに男の子です。

 昔から言葉の読み書きが好きだった。読むことはもちろん書くことも好きで、小学一年の時に友達のために物語を書くことに始まり、なんだかんだと一次二次とわず文章を書き続けて二十年くらいになると思う。残念ながら文筆の方は才能に恵まれなかったので自作サイトの訪問者数をあらわすカウンターがくるくる回るのを見て喜ぶ程度だったが。

 しかしながら読む方はもっと好きで、しかもこちらは才能なんて必要ない。図鑑や小説、エッセイ、詩集。ちょっとでも面白ければなんでも読んできた。もちろん読書から離れた時期もあったけれど、それでも趣味はなんですか? と聞かれれば読書です。と答える程度には読書から離れることは出来なかった。

 話を冒頭に戻す。これまで読書の記録は手帳にささっと残す程度にしかつけてこなかった。そんな私がこうしてアカウント取得して読書記録をつけようと思ったのは、出産が控えているからだ。もっと言うなら、出産で読書する暇がなくなる、というのが怖いから。

 まだ産んでもいないのに恐縮だが、出産、そして育児というのは今の私には想像出来ないくらい過酷で慌ただしく、そして一瞬一瞬がかけがえのないもの、と予想している。素晴らしくもあり、恐ろしくもあるもの。多少新生児看護や乳児保育にかかわったことがある身だが、あの小さい生き物の発するエネルギーは我々大人からしてみれば脅威でしかない。HPは絶対的にこちらの方が多いはずなのに、一日一緒に過ごすだけで驚くほど疲れる。あの子たちが大人しく遊んでいる間に落ち着いて読書でもしましょうかホホホなんて夢のまた夢の先にもあるのかわからない夢だ。(もちろんすべての子がそうではないとは思うけれども。)

 なので、こうして読書の記録をつける場をつくっておかなければ私の人生から読書は永遠に失われてしまうのではないだろうか。そんな不安からこのたびアカウント取得した次第である。まとまりがないとは思うが、お付き合いいただければ幸いだ。